シニアから始める株式投資

優雅な人生を送るために

簿記を勉強して決算書から優秀なビジネスモデルを考える

企業の診断書

 自分は商業簿記2級を高校時代に習得しています。でも、株式投資の観点から決算書の解説書を3冊大手古本屋さんから買って勉強しています。会計的に勉強してみると実際の企業がどうやって儲けているか、どこが欠点かがわかってきます。それによってどんなビジネスモデルが儲かるかがおぼろげにわかってきます。
 例を言うと大手コンビニでは本部と加盟店は違います。皆さんが普段買い物をしている店舗は加盟店です。同じコンビニチェーンですが上場している企業は本部であって加盟店ではありません。別の会社です。本部は経営指導と商品やサービス供給を加盟店にする役割だけをしています。
 何故でしょうか?企業では人件費が大きな費用負担になっています。はっきり言ってコンビニなどは、本部で商品やサービス供給の仕組みを確立すれば素人の経営者でも末端の店舗は運営できるのです。そこでフランチャイズチェーンという仕組みで販売を別会社の加盟店に丸投げしました。ものやサービスを売る商売では最期の販売店(コンビニでは加盟店)は売り子さんの人件費がほとんどの経費であまり人でがかかりすぎてこの部門は儲かりません。それを切り離すなんて何て本部にとっては都合の良い仕組みなのでようか。フランチャイズチェーンを考えた人や採用している企業は頭が凄く良い人たちです。ちなみに某大手コンビニの本部は加盟店の売り上げ総利益の約40%をピンハネする条件だそうです。売上総利益の60%で人件費や店舗維持費を出すなんて、自分ではコンビニの加盟店経営には自信がありません。流通の2大巨頭、セブンアンドアイとイオンの決算書では売上自体はそんなに差がないのに経常利益段階ではセブンアンドアイが上回ります。何故かと考えてみました。多分セブンアンドアイでは主力のコンビニ事業では販売しなくてイオンでは主力のスーパーマーケット部門で自分で販売をしているからでは?の差ではないかと思っています。販売の時点での人件費の差だと思っています。

人件費を減らせれば儲けやすい

 フランチャイズチェーンという仕組みは販売は加盟店に丸投げして本部は儲けやすい優れた仕組みです。最大の費用人件費を効果的に減らせる仕組みです。これらは牛丼チェーンや損害保険会社の営業、今では街の不動産屋さんなど多岐にわたっています。加盟店を多くして直営店を少なくすれば、本部は店舗の倒産リスクをかぶらず同時に販売人件費を減らせて利益だけを貰える本部にとっては素晴らしく都合の良い制度です。
 今流行りですが人件費を減らすには、ECサイトでも人件費を減らせます。実店舗の売り子がいらずに優れた製品と分かり易い企業サイトの場合、売り子がいなくてもお客様が勝手に商品やサービスを選んで代金を払ってくれて貸し倒れも発生しません。基本的には実店舗の家賃も人件費も払わずにすみます。(プラットフォームで販売する場合は手数料が発生しますが)浮いた分値段も下げられます。下げない場合は会社の丸儲けです。こう見れば販売部門が一番経費がかかるのでここの経費を減らせると会社にとって良い事です。ある部門のかかる経費をどうすれば浮く方法を考える事が会社の利益に直結するので優秀な経費がかからないビジネスモデルを採用している会社を探すのも銘柄選びの面白さと言えるかもしれません。


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