シニアから始める株式投資

優雅な人生を送るために

特定口座とNISA口座の税制

f:id:bougin:20200904134512p:plain

 

自分が利用している証券口座には「特定口座(源泉徴収あり)」と「NISA口座」があります。特定口座もNISA口座も税制上の個性がありうまく利用すると、税金上の大きな特典があります。大ざっぱに言うと、NISA口座は一回の売買で儲けた時に大きなメリットがあり、特定口座では通算の売買を相殺できるので損失を出した時でも救済できる可能性があるという特典があります。

証券口座には「株式を預かる」と「現金を預かる」の2つの役割があります。

特定口座(源泉徴収あり)の特徴

特定口座(源泉徴収あり)は筆者に一番合った証券口座です。

特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと1年間の売買利益(損失)を自動的に計算して税金を天引きして利用者の代わりに税務署?に支払ってくれるので、確定申告は基本的には、しなくてOKで便利です。

特定口座(源泉徴収なし)や、一般口座を選択すると、証券会社が1年間の通算売買益の税金を払いませんので確定申告の義務が発生します。確定申告をして。利用者自ら税金を支払います。その代わり、株式投資の税制に精通している投資家が利用すると、メッリトがある面もある制度なので株式投資の仕組みに精通しているセミプロ向けの口座です。

 自分は株式投資では出来るだけ手間をかけないようにして株式投資の研究や仕事に時間をかけたいので、申告や計算の手間がかからない「源泉徴収ありの総合口座」一本で売買しています。

 そして何よりも大きな税制上の特典「譲渡損失の繰越控除」をフルに利用して3年間のスパンで売買をするとほとんど損失が出ません。(大負けして結局損失が確定したこともあります)涙が出るほど美味しい税制です。

 特定口座(源泉あり)は楽だし、損失も出にくい夢のような制度です。国もよくこんな個人投資家優遇口座を認めてくれたものだと喜んでいます。さすがに青色申告と違い必要経費は認めてくれませんが、はっきり言って株式投資の必要経費は月々のインターネット代金と勉強の書籍代くらいでかかる経費なんて微々たるものです。それでいて、売買手数料がバカみたいに安く、儲けや配当に対する税金も優遇されています。四季報や相場情報も証券会社でタダで提供してくれます。腕自慢は株式投資をするとウハウハして笑いが止まらず、他の仕事が馬鹿臭くなる気持ちが充分わかります。(筆者はまだそんなに儲けておりません)

税金の特典

 出来るだけ正確な情報を提供するため、税制上の専門用語が出て少し難しいですが儲けに大きな影響があるのでどうぞ理解して得してください。この項目を理解しないともだな税金を払う結果になります。最初は自分も理解出来なかったですが、分かれば簡単で大きな税制優遇制度です。


特定口座の利益に対する税率は約20%です。

1年間(1月1日から12月31日までと決まっています)の取引で精算して損益計算をします。青色申告と同じ期間ですね。次の年は改めて翌年の1月1日から12月31日まで、新たに1年間の売買の損益計算をします。

 基本は1年間単位の売買ですね。

よくあるケースで自分名義の複数の証券会社の特定口座を利用した場合、「損益通算制度」があり、複数の証券会社を利用している場合は一年間の損益を相殺出来て、確定申告で税金が戻ってくる可能性があります。2つの証券会社を利用している例では1年間の取引でA証券の特定口座では利益が出ていて、B証券の特定口座では損失が出ているケースでは、損失が相殺されて税金が戻ってきます。ただし確定申告が必要です。

 損益通算制度のおかげで全部の特定口座の損益を相殺できるので、1年間で損失が出た特定口座が有る場合は面倒がらずに申告してください。

 一番良いのは1つの証券会社の特定口座(源泉あり)専門に売買する事です。そうすれば1年間の損益がプラスだと無駄な確定申告の手間が省けます。特に売買手数料が安い証券会社を使いましょう。小さい金額でも塵も積もれば山となるです。これも利益の一部です。!!

(去年や一昨年譲渡損失の繰越控除を利用している場合は過去の損失が相殺できるので申告を勧めます)


 筆者オススメ 特定口座の一番大きな税制上のメリット「譲渡損失の繰越控除」

 損益通算制度を利用しても損失になったときは、「譲渡損失の繰越控除」制度を、利用すれば、その年から3年間損失を繰り延べ出来て、翌年、翌々年の損益通算の利益で相殺出来て、税金が戻ってくる可能性があります。確定申告が必要です。

「譲渡損失の繰越控除」制度の考えかたは最初は理解が難しいかもしれません。

 

 総合口座では3年間損失が生きる事は大きい税制優遇特典です。3年間のスパンで株式取引を考えられます。余裕がでます。この制度を利用すれば3年間の損益がプラスになる確率が凄く上がります。

NISA口座の特徴

株式売買益が全額非課税!配当金も全額非課税!大きな特典です!

年間120万円の投資枠があります。その金額を超えて株式を買うと、特定口座の扱いになるみたいです?尚NISA口座で枠を使い切って、その株式を売った場合、年間枠は復活せずに使い切ったという解釈だそうです。翌年になれば翌年分のNISA枠が割り当てられて120万円分株式が買えます。

5年間非課税で、1の特典を受けられます。5年間を過ぎれば、繰り越しも選択だきるそうです。(口座内の手続きが必要です、忘れずしましょう。)その代わり繰り越しをすれば繰り越しをした年のNISA枠は(繰り越し=NISA口座で買った行為と同じ)とみなされ、その分枠が減ります。

よい事ばかりのNISAですか、唯一の欠点はNISA制度を利用した売買で損失が出た時にはNISA口座内での損益通算制度が無く1つ1つ単独の売買取引で損が確定されることです。元々長期投資の個人株主を増やしたいと国が始めた制度ですから、売却を前提とした制度ではないのです。

 あと信用取引の担保にはなりません。たぶんNISAと総合口座を分別管理をしているからだと思います。

2024年より新しいNISA制度が開始予定だそうです

特定口座とNISA口座のバランス 

 NISA口座では信用取引の担保証券になりません。筆者の例では信用取引の担保証券が欲しいので主に総合口座を利用しています。

NISA口座は確かに利益が無税なのは魅力ですが、筆者にとってはどうも使いにくい感じです。枠が少ないですし、大きいのは損益通算や損失を来年に繰越出来ないのが辛いです。実際去年損失を出しまして、確定申告をしました。幸いにも8月の時点では去年の損失を上回る利益が出ていますので、今年納める売買益約20%が去年の損失額分相殺されて戻ってくる予定です。

 2年間セットで損益をプラスに出来そうです。無駄な税金を払わずに結果的に長い期間でズーッと運用成績をプラスにする事が大事です。

 投資家に有利な税制は全て使う事です。知らないと損をします。損失繰越なんて素晴らしい制度があるなんてお国に感謝です。株式投資の税金は優遇されていますので税法に詳しくなり実行するのも株式投資の一環です。

税金優遇を知らない人は損をします。自分は株式投資に関する法律や税制は税理士よりも知らなければいけないと思っています。


このブログは投資を勧誘するものではありません。このブログの内容は投資の有効な効果を保証しません。このブログの執筆した方法で取引をしても、投資は損失を被る可能性が充分あります。投資の判断には慎重に自己責任でお願いします。

Copyright ©株式投資 勝利の教科書,all rights reserved